容姿・経歴・その他メモ

❖『　鬼屋敷香隠(きやしきかおん)　』

　UGN逆柳(さかやなぎ)支部の支部長。
　先代支部長であった母親が仕事中の事故により現役を退かざるを得なくなった際、親族間で唯一オーヴァードとして覚醒しており、チルドレンとして訓練も受けていたことから後任として挙げられた。年若い少女に支部を預けることに不安や反対の声はあったものの、本人たっての希望と実力を持っていたため、後述の『藤原金治』を所持…もとい”側近”として傍に置くことを条件に、旅館の創業100年記念に合わせて任に就いた。

❖『　藤原金治(ふじわらきんじ)　』

　逆柳支部のカヴァーである旅館『四季(しき)の郷(さと)　かくりや』の支配人。
　正体は鬼屋敷家、現在は鬼屋敷香隠が所有する「フォールンヴィークル」。
　鬼屋敷家の財物のひとつである鬼（金鬼）の像のEXレネゲイド。検証の結果、オーヴァード…それも鬼屋敷家の人間を搭乗させたときにのみ能力を発揮することが判明し、現支部長である鬼屋敷香隠専用のヴィークルとして配備されている。
　EXレネゲイドながら、感染したレネゲイドウイルスの特性かヒトの姿を模して化けることができるため、日頃はヒトに扮している。ただし自在に姿を変えることはできず、現在は鬼屋敷香隠に教え込まれた初老の男性の姿をとっている（彼女曰く「爺やがいるとお嬢様っぽくていいじゃない」）。
　自立行動も可能なように見えるが、実際は「像のうちに見てきた人間の立ち振る舞い」をトレースしているに過ぎず、またほぼ自動的に「鬼屋敷家の人間に尽くす」性質が刻み込まれているのみで自我らしい自我は薄い。
　例えるならゴーレムに近い。

❖ UGN逆柳支部／四季の郷　かくりや

　観光地の市街の裏手、湖を望む山間に位置する創業102年の老舗旅館。改装を重ね、現在は和風のホテルを思わせるような和洋折衷の外内装になっている。
　20年ほど前、当時経営難と老朽化により廃業を余儀なくされていた旅館を大手ホテル経営会社が買収。この会社はレネゲイドウイルス発見初期から研究に関わっているグループの系列企業であり、立地や設備等の都合からオーヴァードの隔離や管理に流用しようと確保したもので、その後のUGN発足・発展の流れで支部機能を持つ施設として提供した。
　なお、表向きの経営者一族の姓は「藤原」となっており、「鬼屋敷」は秘された姓である。

　従業員はオーヴァード・非オーヴァード問わずすべてUGN関係者。従業員専用の各フロアが支部としての機能をもっている。
　フロント、またはベルスタッフに「鬼屋敷」の名前を伝えることで専用のルームキー型の鍵を渡してもらえる。

❖ 演出その他

でっかい怪物が少女を肩に乗せているやつがやりてーんだ
戦闘中は鬼の像の姿に戻ってお嬢を乗せている。
じいやの機動力とデカさで皆を守りに行くイメージだよ。お嬢も肩の上で時の棺とかをがんばる。

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